🍂 秋から、せいろを始めよう。|さつまいも・きのこ・かぼちゃがおいしくなる蒸し料理入門
2026年8月31日
朝晩の空気が、ほんの少しだけ変わってくる頃。
冷たいものがおいしかった夏から、
少しずつ、温かいものが恋しい季節へ。
スーパーにも、さつまいもやきのこ、かぼちゃなど、秋らしい食材が並び始めます。
そんな季節に、ちょっと使いたくなるのがせいろです。
難しい料理を作らなくても大丈夫。
旬の食材を切って、並べて、蒸す。
それだけでも、秋の食卓はちゃんとおいしくなります。
今回は、秋からせいろを始めたい方におすすめの食材と、気軽な楽しみ方をご紹介します。
秋は、せいろを始めるのにちょうどいい。
せいろというと、
「使い方が難しそう」
「何を蒸したらいいの?」
「ちゃんと料理しないといけないのかな」
と思う方もいるかもしれません。
でも実際は、とてもシンプル。
鍋のお湯を沸かして、食材を入れたせいろをのせて蒸す。
基本はこれだけです。
そして秋には、蒸すだけでおいしい食材がたくさんあります。
味付けを頑張らなくても、旬の食材そのものがごちそうになる。
だからこそ、初めてせいろを使う季節としても秋はおすすめです。
🍠 1.さつまいも
秋のせいろで、まず蒸してみてほしいのがさつまいも。
電子レンジで加熱するのとはまた違った、ほっくりとした食感を楽しめます。
よく洗ったさつまいもを食べやすい大きさに切って、せいろへ。
あとは中まで火が通るまで蒸します。
そのままおやつにしてもいいし、バターを少し添えても。
朝ごはんにも、子どものおやつにも使いやすい秋の定番です。
🎃 2.かぼちゃ
かぼちゃも、せいろと相性のいい野菜です。
食べやすい厚さに切って、そのまま蒸すだけ。
ほくっとやわらかくなったかぼちゃは、まずは何もつけずにひと口。
素材そのものの味を楽しんだあと、塩やバター、好みのドレッシングなどを合わせても楽しめます。
多めに蒸しておけば、翌日のサラダやスープなどへのアレンジにも。
**「ついでに蒸しておく」**ができるのも、せいろの便利なところです。
🍄 3.きのこ
しいたけ、しめじ、舞茸、えのき。
秋らしい食卓にしたいなら、数種類のきのこを一緒に蒸すのもおすすめです。
石づきなどを取り、食べやすくほぐしてせいろへ。
蒸し上がったら、
ポン酢、塩、オリーブオイルなど、お好みの味付けで。
単品で蒸してもいいけれど、何種類か組み合わせるだけで立派な一品になります。
「あと一品どうしよう」
という日にも助かります。
🪷 4.れんこん
秋から冬にかけて楽しみたい根菜のひとつ、れんこん。
煮物やきんぴらのイメージがありますが、シンプルに蒸して食べるのもおすすめです。
ほどよい厚さに切って蒸せば、れんこんらしい食感も楽しめます。
塩を少し。
ごま油+塩。
ポン酢。
そんな簡単な味付けでも十分。
野菜を蒸して、小皿に盛る。
それだけで食卓に季節がひとつ増えます。
🐟 5.鮭+きのこなら、メイン料理まで一緒に。
野菜だけではありません。
秋らしく、鮭ときのこを一緒に蒸すのも◎。
せいろに鮭を置き、その周りにしめじや舞茸などを並べて蒸します。
火が通ったら、ポン酢などを添えて。
これだけで、
魚+野菜のメイン料理が一度に完成。
別々のフライパンや鍋を使わなくても、一緒に蒸せるのがうれしいところです。
夕方になって、
「今日の晩ごはん、何にしよう……」
と考えるのに疲れてしまった日にも。
鮭ときのこをせいろに入れる。
そんな選択肢をひとつ持っているだけで、夕飯づくりが少し気楽になります。
🍂 秋のせいろは「全部一緒」でもいい。
そして、せいろに慣れてきたらぜひ試してほしいのが、
いろいろな食材を一緒に蒸すこと。
たとえば、
さつまいも
かぼちゃ
れんこん
きのこ
鮭
を組み合わせて、一度に蒸してしまう。
火の通り方が違う食材は、大きさや入れるタイミングを調整すればOKです。
「今日はこれを作る」と料理名から考えるのではなく、
冷蔵庫にあるものを、せいろに入れてみる。
そんな使い方ができるようになると、せいろはぐっと身近になります。
「ちゃんと作らなきゃ」を、少しだけ手放す。
せいろを使っていると、
料理は必ずしも、たくさん手を加えなくてもいいんだなと思うことがあります。
切って。
並べて。
蒸す。
味付けは、食べるときに考えてもいい。
凝ったレシピを作らなくても、温かいものが食卓に並ぶ。
それだけで十分な日だってあります。
夏の暑さで少し疲れが残っている頃だからこそ、秋のはじまりは無理をせずに。
「今日は蒸すだけにしよう。」
そんな日があってもいいのかもしれません。
🌿 9月から、「蒸す暮らし」を始めてみませんか。
さつまいも。
かぼちゃ。
きのこ。
れんこん。
鮭。
秋は、せいろに入れてみたくなる食材がたくさんあります。
最初から何品も作る必要はありません。
まずは、さつまいも一本から。
あるいは、冷蔵庫に残っているきのこから。
ひとつ蒸してみるところから始めてみてください。
湯気の向こうに、いつもの食材のちょっと違うおいしさが待っているかもしれません。
今年の秋は、
「旬のものを、蒸して食べる。」
そんな小さな習慣を、暮らしに加えてみませんか。
吉冨士編集部より
