🍅旬を蒸そう。Vol.5 かぼちゃは「蒸す」と、甘みがぐっと引き立つ。ほくほく楽しむ夏の一品
2026年8月13日かぼちゃは「蒸す」と、甘みがぐっと引き立つ。ほくほく楽しむ夏の一品
煮物にしたり、サラダにしたり。
食卓でもおなじみのかぼちゃ。
実は、かぼちゃは「蒸す」だけでも、とても楽しみやすい野菜です。
せいろのふたを開けると、鮮やかな黄色。
箸を入れると、ほくっとやわらか。
味付けをたくさんしなくても、かぼちゃそのものの甘みを楽しめます。
今回の「旬を蒸そう。」は、
せいろで楽しむ、蒸しかぼちゃ。
夏の食卓に取り入れてみましょう🎃🌿
🎃 かぼちゃの旬はいつ?
「かぼちゃって、秋や冬の野菜じゃないの?」
そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
かぼちゃは夏に収穫されるものも多く、収穫後に貯蔵することで甘みが増していくものもあります。
夏から秋、そして冬へ。
これから長く楽しめる食材だからこそ、シンプルな蒸し方を覚えておくと便利です。
🌿 かぼちゃは「蒸す」だけで一品になる。
かぼちゃ料理というと、
「硬くて切るのが大変そう」
「煮物は味付けが難しい」
というイメージもありますよね。
でも蒸しかぼちゃなら、とてもシンプル。
食べやすい大きさに切って、
せいろに並べて蒸す。
まずは、それだけ。
せいろの中に黄色いかぼちゃが並んでいるだけでも、食卓がぐっと明るくなります。
🔪 せいろで蒸しかぼちゃ|基本の作り方
材料
・かぼちゃ……1/4個程度
・水……鍋に適量
お好みで、
・塩
・バター
・黒ごま
・クリームチーズ
・メープルシロップ
などを用意しても楽しめます。
① かぼちゃを切る
種とワタを取り除き、食べやすい大きさに切ります。
火の通り方に差が出にくいよう、厚みをなるべくそろえるのがポイント。
硬くて切りにくい場合は、無理に包丁へ力をかけないよう注意してください。
② せいろに並べる
必要に応じて蒸し布や蒸し紙などを敷き、かぼちゃを並べます。
ぎゅうぎゅうに詰め込みすぎず、蒸気が回る程度に余裕を持たせましょう。
皮はついたままでもOKです。
③ 鍋のお湯を沸かす
鍋に十分な水を入れ、沸騰させます。
蒸気がしっかり上がってきたら、せいろをセット。
竹せいろを使う場合は、鍋との接触部分が焦げるのを防ぐため、使用前にせいろの外側を軽く水で濡らしておくのもポイントです。
④ 10〜15分ほど蒸す
ふたをして蒸します。
かぼちゃの大きさや厚みによって時間は変わるので、10分ほど経ったら竹串などを刺して確認してください。
スッと通れば蒸し上がり。
まだ硬ければ、様子を見ながら数分追加します。
♨️ ふたを開けたら、ほくほく。
蒸し上がったかぼちゃは、まず何もつけずに一口。
ほくほくとした食感と、かぼちゃそのものの甘み。
「これだけでもいいかも。」
と思えるくらい、シンプルに楽しめます。
そして蒸しかぼちゃのいいところは、ここからいろいろな料理へ展開できること。
🧂 食べ方① 塩をほんの少し
まず試してほしいのが、
蒸しかぼちゃ+塩。
ほんの少し塩を振るだけ。
シンプルだからこそ、かぼちゃの甘みを楽しめます。
夕食の「あと一品」にもおすすめです。
🧈 食べ方② バターをのせる
熱々の蒸しかぼちゃに、バターを少し。
余熱でじんわり溶けたバターと、ほくほくのかぼちゃ。
これは大人も子どもも食べやすい組み合わせ。
黒ごまを少し振ってもいいですね。
🥗 食べ方③ 潰して、かぼちゃサラダへ
多めに蒸しておけば、翌日の料理にも。
フォークで粗く潰して、
きゅうりや玉ねぎなど、お好みの具材と合わせればかぼちゃサラダに。
最初からサラダを作るのではなく、
「昨日蒸しておいたかぼちゃを使う」
と考えると、翌日の一品がぐっとラクになります。
🧀 食べ方④ クリームチーズと合わせても。
少し大人っぽく楽しむなら、
かぼちゃ+クリームチーズ。
かぼちゃの甘みとチーズのコクがよく合います。
ナッツなどを加えれば、いつもの蒸しかぼちゃとは違った一品に。
🍮 せいろで作る、なめらかかぼちゃプリン
蒸したかぼちゃが余ったら、ちょっと特別なおやつに。
せいろで「かぼちゃプリン」を作ってみませんか?
ほくほくに蒸したかぼちゃを使えば、かぼちゃのやさしい甘みを楽しめるデザートになります。
材料(小さめの耐熱容器4個分)
- 蒸したかぼちゃ……100g
- 卵……2個
- 牛乳……250ml
- 砂糖……大さじ2〜3
- バニラエッセンス……お好みで少々
※甘さはかぼちゃの甘みに合わせて調整してください。
① 蒸したかぼちゃをなめらかにする
皮を取り除いた蒸しかぼちゃを、フォークなどでしっかり潰します。
よりなめらかなプリンにしたい場合は、裏ごししておくのがおすすめです。
② プリン液を作る
ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜます。
人肌程度に温めた牛乳を少しずつ加えながら混ぜ、潰したかぼちゃを加えます。
お好みでバニラエッセンスを少々。
より口当たりよく仕上げたい場合は、ここで一度こします。
③ 耐熱容器に注ぐ
プリン液を小さめの耐熱容器に分けて入れます。
水滴が入りにくいよう、容器にアルミホイルなどをふんわりとかぶせます。
④ せいろで蒸す
鍋のお湯を沸騰させて蒸気が十分に上がったら、容器をせいろに並べます。
弱めの中火〜弱火で15分前後を目安に蒸します。
容器の大きさや火力によって仕上がり時間が変わるため、様子を見ながら調整してください。
中心がまだ液状なら、数分ずつ追加します。
⑤ 粗熱をとって冷蔵庫へ
蒸し上がったら取り出して粗熱をとり、冷蔵庫でしっかり冷やします。
完成!🍮✨
かぼちゃの黄色がきれいな、やさしい味わいのプリンです。
そのままでも、少量のカラメルソースを添えても。
「野菜を蒸す道具」だと思っていたせいろで、プリンまで作れる。
こんな使い方を知ると、せいろ料理がもっと楽しくなります。
🍨 おやつにも使える。
蒸したかぼちゃは、おかずだけではありません。
そのまま食べたり、潰したり。
少量のメープルシロップなどを合わせれば、おやつ感覚でも楽しめます。
以前ご紹介したような蒸しパンの生地に加えるのもいいですね。
一度蒸しておけば、
副菜 → サラダ → おやつ
と使い道を広げられる。
これも、蒸しかぼちゃの便利なところです。
👶 離乳食にも使いやすい食材
かぼちゃは、やわらかく蒸してから潰したり、食べやすい大きさに調整したりできるため、離乳食にも取り入れやすい食材です。
月齢やお子さまの発達に合わせて、形状ややわらかさを調整してください。
大人用のかぼちゃと一緒に蒸して、赤ちゃんの分を先に取り分ける。
そんな家族の同時調理にもせいろを活用できます。
💡 たくさん蒸して「明日の自分」に残しておく。
せいろを出した日は、食べる分より少し多めに蒸しておくのもおすすめ。
今日の夕食では、そのまま塩で。
明日の朝は、サラダに。
残った分は潰して、別の料理へ。
一度蒸すだけで、次のごはんまで少しラクになる。
毎日の料理では、こういう小さな時短が意外と助かります。
煮物にしなくてもいい。
手の込んだ料理にしなくてもいい。
旬の食材を切って、せいろに並べて、蒸す。
それだけでも、立派な一品になります。
ふたを開けた瞬間に広がる湯気。
鮮やかな黄色。
ほくほくの食感。
かぼちゃは「蒸す」と、甘みがぐっと引き立つ。
夏から秋へ。
季節が少しずつ変わっていく食卓で、蒸しかぼちゃを楽しんでみませんか?🌿
🍅旬を蒸そう。
旬の食材を、おいしく蒸して楽しもう。
「旬を蒸そう。」では、季節の野菜や食材をせいろでシンプルに楽しむ方法をご紹介しています。
とうもろこし、枝豆、なす、オクラ。
そして今回の、かぼちゃ。
いつもの野菜も、蒸してみると新しいおいしさに出会えるかもしれません。
