🧡今日のせいろ Vol.7 【15分×旬ごはん】れんこんと豚バラを重ねて蒸すだけ。秋の簡単せいろ晩ごはん
2026年9月9日
9月に入っても、まだ暑い日が続きます。
夕方になると少しだけ秋の気配を感じるけれど、
キッチンに立って火を使うと、やっぱり暑い。
そんな日の晩ごはんは、
切って、重ねて、あとは蒸すだけ。
今日は、これから旬を迎えるれんこんと豚バラを使って、
せいろで作る簡単な晩ごはんです。
フライパンの前に立ち続けなくていい。
油もほとんど使わない。
せいろに並べてしまえば、あとは湯気におまかせです。
れんこんは、蒸すと食感がおもしろい。
れんこんというと、きんぴらや煮物、炒め物。
そんな料理を思い浮かべることが多いかもしれません。
でも、せいろで蒸したれんこんもおすすめです。
薄めに切ればほどよく歯ごたえが残り、
少し厚めなら、ほくっとした食感も楽しめます。
そこに豚バラの旨みが重なると、
味付けがシンプルでもちゃんと晩ごはんになります。
材料(2人分)
- れんこん……150〜200g
- 豚バラ薄切り肉……200g
- もやし……1/2袋
- 酒……大さじ1
- 塩……少々
- 小ねぎ……お好みで
仕上げはポン酢だけでも十分。
少しコクが欲しい日は、ごまだれや柚子胡椒を添えても◎です。
作り方
れんこんは皮をむき、5mmほどの厚さに切ります。
せいろにもやしを広げ、その上にれんこんと豚バラを交互に重ねていきます。
全体に酒を回しかけ、塩をほんの少し。
しっかり蒸気の上がった鍋にせいろをのせて、中火で約12〜15分蒸します。
豚肉にしっかり火が通り、れんこんが好みのやわらかさになったら完成です。
※肉の厚さやせいろの大きさによって加熱時間は変わります。豚肉は中心まで十分に加熱してください。
蒸している15分は、別のことをする。
せいろ料理の好きなところは、
「調理している時間」が、そのまま自分の時間になること。
火加減を確認したら、
洗い物をしたり、
お味噌汁を作ったり、
明日のごはんを準備したり。
ずっとフライパンの前に立っていなくていいだけで、
晩ごはん作りが少しラクになります。
忙しい日は、料理そのものを頑張るというより、
「せいろに入れておく」くらいでいい。
そんな選択肢がひとつあるだけでも、
毎日のごはん作りは変わる気がします。
豚バラの旨みを、れんこんが受け止める。
蓋を開けると、ふわっと立ち上がる湯気。
豚バラから出た旨みが下のれんこんやもやしに落ちて、
野菜までおいしくなっています。
炒め物のように油を足さなくても、
豚肉の脂が全体をまとめてくれる。
だから味付けは、あえてシンプルに。
まずはポン酢でひと口。
途中で柚子胡椒を少し添えたり、
ごまだれに変えたり。
同じせいろの中でも、食べ方を変えながら楽しめます。
「何を作ろう」より、「何を蒸そう」。
疲れて帰ってきた日の夕方。
献立を考えて、
フライパンを出して、
炒めて、油が飛んだコンロを拭いて……。
そう考えるだけで、ちょっと面倒になる日もあります。
そんな日は、
冷蔵庫にあるものを、せいろに並べてみる。
肉と野菜があれば、それだけでも立派な一皿になります。
今日は、れんこんと豚バラ。
来週は白菜でも、きのこでも、さつまいもでも。
季節が変われば、
せいろの中身も少しずつ変わっていきます。
秋はきっと、
「蒸しておいしいもの」が増えていく季節です。
吉冨士編集部より
9月のはじめ。
まだ夏の暑さが残っているのに、スーパーには少しずつ秋の食材が並び始めました。
季節が変わるたびに、
「今年は何を蒸そうかな」と考えるのも、せいろの楽しみのひとつです。
毎日のごはんは、そんなに頑張らなくても大丈夫。
切って、並べて、蒸す。
湯気の向こうに今日の晩ごはんができていく時間を、ぜひ楽しんでみてください。
吉冨士工芸
暮らしに、湯気のある時間を。
