竹せいろとステンレスせいろ、どっちがいい?違い・メリット・お手入れを比較
2026年10月7日せいろを買おうと思って調べていると、迷うのが、
「竹せいろとステンレスせいろ、どっちがいいんだろう?」
ということ。
昔ながらの竹せいろもあれば、最近では、お手入れしやすいステンレス製の蒸し器も
よく見かけるようになりました。
どちらも「蒸す」ための道具ですが、使い勝手やお手入れ、見た目にはそれぞれ違いがあります。
今回は、竹せいろとステンレスせいろのメリット・デメリットを比較しながら、どんな人に
どちらが向いているのかを分かりやすく紹介します。
竹せいろとステンレスせいろの違い
まずは、それぞれの特徴を簡単に比べてみましょう。
| 比較するポイント | 竹せいろ | ステンレスせいろ |
|---|---|---|
| 素材 | 天然の竹 | ステンレス |
| お手入れ | 洗ったあと、しっかり乾燥が必要 | 比較的お手入れしやすい |
| カビへの注意 | 湿ったままの保管に注意 | 竹に比べて気にしにくい |
| 重さ | 比較的軽い | 製品によっては重さがある |
| 見た目 | 温かみのある自然な風合い | シンプルでスタイリッシュ |
| 食卓への出しやすさ | そのまま器として使いやすい | 製品による |
| 個体差 | 天然素材のため、あり | 比較的少ない |
| 経年変化 | 色合いなどが変化する | 比較的変化しにくい |
| 向いている人 | 蒸す時間や食卓の雰囲気も楽しみたい人 | 手軽さ・お手入れのしやすさを重視する人 |
どちらが優れているというより、何を重視するかによって選び方が変わります。
ステンレスせいろのメリット
ステンレス製の蒸し器の大きな魅力は、やはり扱いやすさ。
天然素材ではないため、竹せいろのように使用後の乾燥状態を気にしたり、天然素材ならではの個体差を
気にしたりする必要が比較的少なくなります。
「できるだけお手入れに気を使いたくない」
「蒸し料理をもっと気軽に取り入れたい」
「天然素材のお手入れが少し心配」
そんな人にとって、ステンレスは使いやすい選択肢です。
耐久性や洗いやすさを重視してステンレスを選ぶ人もいるでしょう。
ステンレスせいろの気になるところ
一方で、ステンレスならではの特徴もあります。
竹せいろのような自然素材の風合いとは異なるため、
「蒸し上がったら、そのまませいろごと食卓へ」
という雰囲気を楽しみたい人にとっては、少し印象が違うかもしれません。
また、製品によって構造やサイズ、重さ、対応する鍋なども異なります。
ステンレスだから必ず使いやすい、というわけではなく、購入するときには自宅の鍋との相性やサイズも
確認しておきたいところです。
竹せいろのメリット
竹せいろの魅力は、単に食材を蒸せることだけではありません。
湯気の上がるせいろを開ける瞬間。
竹の中に野菜や肉を並べる時間。
蒸し上がった料理を、そのまま食卓へ運ぶこと。
こうした「蒸す時間そのものを楽しめること」も、竹せいろならではの魅力です。
野菜、肉、魚、冷凍食品、ご飯など、さまざまな料理に使えます。
蒸し上がったら別のお皿に移さず、そのまま食卓へ。
料理の道具でありながら、器のようにも使える。
毎日の料理に自然となじんでくれるところが、竹せいろの良さです。
竹せいろのデメリットも知っておこう
もちろん、竹せいろにも気をつけたいところがあります。
特に大切なのが、使用後のお手入れと乾燥です。
竹は天然素材なので、湿ったまま長時間放置したり、十分に乾いていない状態で収納したりすると
カビなどの原因になることがあります。
使ったあとは汚れを落とし、風通しのよい場所でしっかり乾燥させてから収納しましょう。
また、天然の竹を使っているため、
- 色合い
- 木目
- 節
- 竹の表情
- わずかな形状の違い
などには、一つひとつ個体差があります。
工業製品のように、すべてがまったく同じ見た目になるものではありません。
ここは、ステンレス製品との大きな違いのひとつです。
ただ、この一つひとつ違う表情も、天然素材のせいろならでは。
使い続けるうちに少しずつ色合いが変わっていくことも含めて、道具を育てるように楽しめるところがあります。
「竹せいろはカビそう…」と心配な人へ
竹せいろを初めて買う人からよく聞くのが、
「カビないか心配」
という声です。
確かに、竹せいろは水分を含んだまま収納するのには向いていません。
だからこそ大切なのは、
「使ったあと、しっかり乾かすこと。」
特別に難しいお手入れを毎回するというより、湿気を残さないことを意識するのがポイントです。
風通しのよい場所で十分に乾燥させてから収納しましょう。
お手入れの手軽さを最優先するなら、ステンレスの方が向いている場合もあります。
一方、
「少し手間がかかっても、竹の風合いを楽しみたい」
という人なら、竹せいろは毎日の料理を楽しくしてくれる道具になると思います。
結局、竹とステンレスはどっちがおすすめ?
迷ったら、自分が何を一番大切にしたいかで考えてみましょう。
ステンレスせいろが向いている人
お手入れのしやすさを重視したい。
天然素材の個体差が気になる。
できるだけ気軽に蒸し料理を始めたい。
そんな人には、ステンレス製の蒸し器が向いています。
最近では、鍋にセットして使うタイプや、普段使っているフライパン・鍋と組み合わせやすいタイプなど
さまざまなステンレス蒸し器があります。
「竹にするか、ステンレスにするかまだ決められない」という方は、それぞれの商品を実際に見比べながら
サイズやお手入れ方法、普段の使い方に合うものを選んでみるのもおすすめです。
竹せいろが向いている人
竹の自然な風合いが好き。
蒸し上がった料理を、そのまま食卓へ出したい。
料理だけではなく、蒸している時間や食卓の雰囲気も楽しみたい。
道具を使いながら育てていく感覚が好き。
そんな人には、竹せいろがおすすめです。
吉冨士工芸では、18cm・21cm・24cmなど、暮らしに合わせて選べる竹せいろをご用意しています。
はじめての竹せいろで困ったときも。
竹せいろは天然素材だからこそ、
「届いたせいろの色が写真と少し違うけれど大丈夫?」
「これは天然素材の個体差?」
「お手入れはこれで合っている?」
「使っていて気になるところが出てきた」
など、初めて使うと判断に迷うこともあります。
吉冨士工芸では、商品について気になることや、使い始めてからのお困りごとにも
日本人スタッフが対応しています。
また、万が一、交換対応の対象となる不具合があった場合に備え、ご購入から30日間の交換対応を
ご用意しています。
さらに、公式LINEをお友達追加していただいた方は60日間まで交換対応期間を延長しています。
天然素材だからこそ、分からないことをそのままにせず、気軽に相談できるように。
はじめて竹せいろを使う方にも、安心して蒸し料理を楽しんでいただけるようサポートしています。
※天然素材特有の色合い・木目・節など、品質上問題のない個体差については交換対象とならない場合があります。詳しくは保証・交換条件をご確認ください。
迷っているなら、「何を蒸したいか」から考えてみる
竹か、ステンレスか。
素材から選ぼうとすると迷ってしまいますが、
「せいろで何を作りたいんだろう?」
と考えてみると、意外と答えが見えてくることがあります。
野菜をたっぷり蒸したい。
冷凍シュウマイや肉まんをおいしく食べたい。
鶏肉と野菜を一緒に蒸して、晩ごはんをラクにしたい。
ご飯をふっくら温めたい。
そんな日々の料理に使うなら、どちらを選んでも「蒸す」という調理方法の便利さを楽しめます。
大切なのは、生活に無理なく取り入れられること。
お手入れのラクさを優先するならステンレス。
そして、
料理だけでなく、蒸す時間や食卓の景色まで楽しみたいなら竹せいろ。
自分の暮らしに合ったものを選んでみてください。
竹せいろを選ぶなら、サイズも大切です
竹せいろを使ってみたいと思ったら、次に迷うのがサイズです。
18cm・21cm・24cmなど、せいろにはさまざまな大きさがあります。
一人暮らしなのか、家族で使うのか。
おかずを一品蒸したいのか、主菜と野菜をまとめて蒸したいのか。
使い方によって選びやすいサイズも変わります。
吉冨士工芸では、暮らしに合わせて選べる竹せいろをご用意しています。
せいろの基本的な使い方やお手入れ、蒸し時間について知りたい方は、
→「せいろのある暮らしガイド」
も参考にしてみてください。
吉冨士編集部より
最近は、昔ながらの竹せいろだけでなく、ステンレス製の蒸し器も選べるようになりました。
どちらが正解、というものではありません。
毎日気軽に使えることを一番に考える人もいれば、少し手間がかかっても、竹の風合いや湯気のある食卓が好きという人もいます。
私たちは竹せいろを扱っていますが、すべての方に竹せいろが一番だとは考えていません。
それぞれの良さを知ったうえで、
「私は、こっちが好き。」
と思える道具を選んでもらえたらと思います。
そして竹せいろを選んでくださった方には、その先の「蒸す暮らし」まで楽しんでもらえるように。
吉冨士工芸は、これからも商品と一緒に、使い方やレシピ、困ったときの情報をお届けしていきます。