🥔 じゃがいもは、せいろで何分蒸す?丸ごと・切った場合の蒸し時間と簡単レシピ

2026年9月24日

じゃがいもを、ほくほくに仕上げたい。

そんなとき、実はせいろがとても便利です。

じゃがいもは茹でることが多い食材ですが、せいろならお湯の中に入れず、蒸気でじっくり加熱できます。

そのままじゃがバターにするのはもちろん、ポテトサラダや温野菜、チーズ焼きなど、いろいろな料理の下ごしらえにも。

今回は、じゃがいもをせいろで蒸す時間の目安と、おいしく蒸すコツ、さらに蒸したじゃがいもを使った簡単レシピをご紹介します。


じゃがいもは、せいろで何分蒸す?

蒸し時間は、じゃがいもの大きさや切り方によって変わります。

目安はこちらです。

じゃがいもの状態蒸し時間の目安
一口大(3〜4cm程度)約10〜15分
半分に切ったもの約15〜20分
小さめを丸ごと約20〜25分
普通〜大きめを丸ごと約25〜35分

※じゃがいもの品種や大きさ、せいろのサイズ、火力などによって蒸し時間は変わります。

時間だけで判断するのではなく、最後は竹串や箸を刺して、中心までスッと入るかを確認するのがおすすめです。

まだ少しかたい場合は、2〜3分ずつ追加で蒸してみてください。


じゃがいもをせいろで蒸す基本の方法

1.じゃがいもをよく洗う

皮ごと蒸す場合は、表面の土や汚れをきれいに洗います。

芽や緑色になっている部分がある場合は、あらかじめしっかり取り除いてください。

ポテトサラダなどに使う場合も、まずは皮付きのまま蒸して、蒸し上がってから皮をむく方法があります。

2.鍋のお湯をしっかり沸騰させる

鍋に十分な水を入れ、先に沸騰させます。

しっかり蒸気が上がってから、じゃがいもを入れたせいろをのせましょう。

蒸し時間は、基本的に蒸気がしっかり上がってからを目安にします。

3.じゃがいもを並べる

じゃがいも同士をぎゅうぎゅうに詰めず、蒸気が通るくらいの間隔をあけて並べます。

たくさん蒸したい場合も、蒸気の通り道を少し残しておくのがポイントです。

4.竹串で蒸し上がりを確認する

目安時間になったら、一番大きなじゃがいもの中心に竹串を刺します。

力を入れなくてもスッと通れば蒸し上がりです。


丸ごと蒸す?切ってから蒸す?

どちらでも大丈夫です。

時間に余裕がある日は、皮付きのまま丸ごと

急いでいる日は、半分や一口大に切ってから

そんなふうに使い分けると、せいろがぐっと使いやすくなります。

丸ごと蒸すと時間はかかりますが、じゃがいものほくほく感を楽しみやすく、じゃがバターなどにもぴったり。

一方、ポテトサラダや温サラダなど、このあと別の料理に使うなら、あらかじめ切って蒸すと時短になります。

「せいろ料理を作る」というより、いつもの料理の下ごしらえをせいろに任せる感覚でもいいんです。


蒸したじゃがいも、どう食べる?

じゃがいもが蒸し上がったら、そのまま食べるだけではもったいない。

ここからは、蒸したじゃがいもを使った簡単な食べ方をご紹介します。

① 蒸しじゃがで作る、簡単ポテトサラダ

せいろで蒸したじゃがいもは、ポテトサラダの下ごしらえにも使えます。

材料

  • じゃがいも
  • きゅうり
  • 玉ねぎ
  • ハム
  • マヨネーズ
  • 塩・こしょう

作り方

蒸したじゃがいもが熱いうちに皮をむき、ボウルに入れて好みの粗さにつぶします。

塩を少し加えて下味をつけ、粗熱が取れたら、きゅうり・玉ねぎ・ハムなどお好みの具材を加えます。

最後にマヨネーズとこしょうで味を整えれば完成です。

いつもの「じゃがいもを茹でる」工程を、せいろに任せるだけ。

じゃがいもを蒸している間に、ほかの具材を準備しておけばスムーズです。


② まずはこれ。ほくほくじゃがバター

一番簡単なのが、じゃがバター。

皮付きのじゃがいもを丸ごと蒸し、竹串がスッと通るくらいやわらかくなったら、十字に切り込みを入れます。

そこにバターをのせて、塩をぱらり。

シンプルだからこそ、蒸したじゃがいものほくほく感を楽しめます。

黒こしょうやパセリを加えてもおいしいです。


③ 野菜も一緒に。蒸しじゃがの温サラダ

じゃがいもだけでなく、にんじんやブロッコリーなどの野菜も一緒に蒸せば、温サラダに。

ただし、野菜によって火が通る時間は違います。

蒸し時間の長いじゃがいもを先に蒸し、ブロッコリーなど火の通りやすい野菜はあとから加えると、ちょうどよく仕上がります。

オリーブオイルと塩だけでも十分。

粒マスタードやお酢を加えて、簡単なドレッシングにしてもよく合います。

二段せいろを使う場合は、段ごとに食材を分けて、時間差で重ねる方法も便利です。

「せいろは二段でどう使う?上下の使い分けと、同時に蒸すときのコツ」もあわせてどうぞ。


④ 蒸してから焼く。じゃがいものチーズ焼き

せいろで中まで火を通したじゃがいもを耐熱皿に並べ、チーズをのせてトースターへ。

表面にこんがり焼き色がついたら完成です。

ベーコンやウインナー、きのこなどを加えても。

最初からオーブンだけで火を通そうとすると時間がかかるじゃがいもも、先にせいろで蒸しておけば、あとは焼き色をつけるだけ。

蒸して、焼く。

こんなふうに、せいろを「料理を完成させる道具」ではなく、下ごしらえの道具として使うのもおすすめです。


じゃがいもとほかの野菜を一緒に蒸してもいい?

もちろん大丈夫です。

にんじん、さつまいも、かぼちゃ、ブロッコリー、きのこなど、冷蔵庫にある野菜を一緒に蒸すことができます。

ポイントは、火が通るまでの時間を考えて、入れるタイミングを変えること。

じゃがいものように時間がかかるものから先に。

火が通りやすい野菜は、あとから。

全部を最初から入れる必要はありません。

せいろは途中から段を重ねたり、食材を追加したりできるので、「今日は冷蔵庫にあるもので」と気軽に使えます。


じゃがいもをおいしく蒸すコツ

最後に、覚えておきたいポイントをまとめます。

  • お湯がしっかり沸騰してからせいろをのせる
  • じゃがいもを詰め込みすぎない
  • 大きさをそろえると蒸し上がりがそろいやすい
  • 蒸し時間はあくまで目安にする
  • 最後は竹串で中心まで確認する
  • 急ぐ日は小さく切って蒸す

難しいことはありません。

「時間がかかるなら、小さく切る。」

これだけ覚えておくと、忙しい日の下ごしらえにも使いやすくなります。


せいろは、「下ごしらえ」に使ってもいい。

せいろというと、

「せいろ料理を作らなきゃ」

と思ってしまうかもしれません。

でも、そんなに構えなくても大丈夫。

じゃがいもを蒸してポテトサラダにしたり。

野菜を蒸して、晩ごはんの付け合わせにしたり。

蒸してからチーズをのせて焼いたり。

いつもの料理の途中に、せいろを使う。

それだけでも、せいろの出番はぐっと増えていきます。

今日のじゃがいもも、まずは冷蔵庫にある分だけ。

ほくほくに蒸して、いつものごはんに使ってみてください。


せいろをもっと楽しみたい方へ

基本の使い方、お手入れ、食材ごとの蒸し時間などを「せいろのある暮らしガイド」にまとめています。

初めてせいろを使う方も、毎日の料理でもっと活用したい方も、ぜひあわせてご覧ください。


吉冨士編集部より

せいろは、蒸し料理だけの道具ではありません。

「じゃがいもを茹でようかな」という日に、代わりにせいろへ入れてみる。

そんな小さな使い方でも十分です。

料理を全部せいろで作ろうとしなくても、いつものごはん作りの一部分を任せてみる。

それくらいの距離感が、せいろを長く楽しむコツなのかもしれません。

今日も、蒸気のある台所から。

吉冨士編集部