🍠 秋野菜をせいろでまとめて蒸す|食材別の蒸し時間と入れる順番

2026年10月5日

秋になると、さつまいも、里芋、れんこん、かぼちゃ、きのこなど、おいしい野菜がたくさん並びます。

せいろで蒸すと、それぞれの食材の食感や甘みを楽しめるのはもちろん、いくつかの秋野菜を
一度にまとめて調理できるのも便利なところ。

でも、いざ一緒に蒸そうとすると、

「さつまいもとれんこんは、同時に入れていい?」

「かぼちゃは何分くらい?」

「蒸し時間が違う野菜を一緒に蒸すときは、どうすればいい?」

と迷うこともありますよね。

そこで今回は、秋野菜をせいろでまとめて蒸すときの蒸し時間の目安と、食材を入れる順番をご紹介します。

ポイントは、とてもシンプル。

時間がかかるものを先に。
早く蒸し上がるものを、あとから。

これだけ覚えておけば、いろいろな秋野菜を一緒に楽しめます。

秋野菜の蒸し時間の目安

まずは、代表的な秋の食材をせいろで蒸すときの目安です。

食材切り方・状態蒸し時間の目安
さつまいも2〜3cm程度の輪切り約15〜20分
里芋普通サイズ・皮ごと約20〜25分
れんこん1cm程度の輪切り約8〜10分
かぼちゃ一口大約10〜15分
しいたけそのまま・大きければ半分約5〜8分
しめじ小房に分ける約5〜7分
舞茸食べやすく分ける約5〜7分

※蒸し時間は、食材の大きさ・厚み・量、せいろや火加減などによって変わります。竹串を刺すなどして、火の通りを確認してください。

一緒に蒸すなら「全部同時に入れない」がコツ

秋野菜をまとめて蒸すとき、すべての食材を最初から入れる必要はありません。

むしろ、蒸し時間が長い食材から順番に入れていくと、それぞれをちょうどよく仕上げやすくなります。

たとえば、

① さつまいも・里芋
↓
② かぼちゃ
↓
③ れんこん
↓
④ きのこ

というイメージ。

里芋やさつまいもを先に蒸し始め、途中からかぼちゃやれんこんを加えます。

最後に、短時間で火が通りやすいきのこ類を加えれば、ひとつのせいろでいろいろな秋の味覚を楽しめます。

たとえば「秋野菜せいろ」を作るなら

さつまいも、かぼちゃ、れんこん、しめじを一緒に蒸してみましょう。

1.さつまいもから蒸し始める

さつまいもを2〜3cm程度の輪切りにし、湯気の上がったせいろへ。

まずは、さつまいもだけで蒸し始めます。

2.途中からかぼちゃを加える

さつまいもを少し先に蒸したら、一口大に切ったかぼちゃを追加します。

かぼちゃはやわらかくなりやすいため、さつまいもと最初から一緒に入れなくても大丈夫。

3.れんこんを加える

続いて、1cm程度に切ったれんこんを加えます。

れんこんは厚みによって食感が変わるので、シャキッと感を残したい場合は蒸しすぎないように様子を見ましょう。

4.最後にきのこを

しめじや舞茸などは比較的短時間で火が通ります。

仕上がりの5〜7分ほど前を目安に加えれば、一緒に蒸し上げやすくなります。

最後は、さつまいもやかぼちゃに竹串を刺して確認。

すっと入れば完成です。

切り方をそろえると、さらに蒸しやすい

複数の野菜を一緒に蒸すときは、切り方や大きさを少し意識するのもポイントです。

同じさつまいもでも、大きなものを丸ごと蒸す場合と、2〜3cmの輪切りにした場合では蒸し時間が変わります。

「今日はいろいろな野菜を一緒に食べたい」という日は、火が通りにくい野菜を少し小さめに切っておくと、時間を合わせやすくなります。

二段せいろなら、もっとまとめて蒸せる

二段のせいろがある場合は、秋野菜とほかのおかずを一緒に調理することもできます。

たとえば、

上段にきのこや火の通りやすい野菜。

下段にさつまいもや里芋など、比較的時間のかかる食材。

また、野菜だけでなく、鶏肉や豚肉などを組み合わせれば、主菜と副菜をまとめて作ることもできます。

大切なのは、「全部同じ時間蒸さなければいけない」と考えないこと。

時間がかかるものを先に蒸して、早く火が通るものをあとから加える。

この考え方が分かると、せいろの使い方がぐっと広がります。

秋野菜それぞれの詳しい蒸し方

食材ごとの蒸し時間や切り方を詳しく知りたい方は、それぞれの記事も参考にしてみてください。

🍠 さつまいもの蒸し方
切り方や大きさによる蒸し時間を詳しくご紹介しています。

🥔 里芋の蒸し方
皮ごと蒸す方法や、大きさ別の蒸し時間はこちら。

🪷 れんこんの蒸し方
シャキッと仕上げる場合から、ほくほくに蒸す場合まで。

🎃 かぼちゃの蒸し方
薄切り・一口大・大きめ、それぞれの蒸し時間と簡単レシピをご紹介しています。

🍄 きのこの蒸し方
しいたけ・しめじ・舞茸・えのき・エリンギの蒸し時間はこちら。

🌰 栗の蒸し方
秋ならではの栗も、せいろでほくほくに。

蒸した秋野菜は、そのままでも料理の下ごしらえにも

せいろで蒸した秋野菜は、そのまま塩やオリーブオイルをかけるだけでも一品になります。

さつまいもやかぼちゃはサラダに。

里芋は味噌や田楽風のたれと合わせて。

れんこんはごま和えや温サラダに。

きのこはポン酢をかけたり、パスタや炊き込みご飯の具材にしたり。

せいろで料理を完成させなくても大丈夫です。

野菜をまとめて蒸しておいて、その日の料理に使う。

そんな「下ごしらえの道具」として使うのも、せいろを日常に取り入れやすくする方法のひとつです。

秋の野菜を買ったら、とりあえず蒸してみる。

冷蔵庫に、さつまいもが少し。

かぼちゃが半分。

れんこんと、使いかけのきのこ。

そんな日こそ、せいろの出番です。

全部を別々に料理しなくても、蒸し時間の長いものから順番にせいろへ入れていけば、ひとつのせいろで
秋野菜をまとめて楽しめます。

時間がかかるものを先に。
早く蒸せるものをあとから。

難しく考えず、冷蔵庫にある秋の野菜から蒸してみてください。

湯気と一緒に、秋の食卓を楽しみましょう。

せいろをもっと楽しみたい方へ

基本の使い方、お手入れ方法、蒸し時間の目安などをまとめた
「せいろのある暮らしガイド」もご用意しています。

はじめてせいろを使う方も、毎日の料理でもっと活用したい方も、ぜひご覧ください。

吉冨士編集部より

旬の食材を見かけると、「これ、せいろで蒸したらどうなるかな」と考えるようになりました。

秋は、せいろが楽しい季節です。

さつまいも、里芋、れんこん、かぼちゃ、きのこ。

ひとつだけでもいいし、少しずつまとめて蒸してもいい。

蓋を開けたときに秋の色がぎゅっと並んでいるだけで、なんだかちょっと嬉しくなります。

今日冷蔵庫にあるものから、気軽に蒸してみてくださいね。